コロナ環境下でのホテル活用施策とは?

本プロジェクト経緯について

ブリッジ・シー・キャピタル代表取締役社長の横田でございます。

この建物は、CREALの第25号ファンドとして募集、そしてファンド運営をしておりますQstay lounge上野でございます。

このホテルのコンセプトは1階のカフェで宿泊者のコミュニケーションを促進し、さらにデザイン性の高い内装で差別化を図り、伸びていくインバウンドツーリズムをしっかりと補足していく、そんなコンセプトで運営されておりました。

ところが、昨今のコロナウイルス感染拡大により、インバウンド需要が落ち込みこのQstay lounge上野は現在運営を休止中となってしまっていることは投資家の皆様にお知らせしているとおりでございます。

このような事態の中、CREALを運営しております我々ブリッジ・シー・キャピタルとして、どのような利用がこの建物の価値が最も上がる方法なのか、つまりこの建物の最有効利用について議論を重ねましたところ「セットアップオフィス」へコンバージョンすることを決めました。

実はすでにJリートではこのようなホテルからオフィスへのコンバージョンの事例が最近ございまして、各種報道に取り上げられております。コロナ環境下でのホテル活用施策として注目を集めています。

左図/出典:株式会社不動産流通研究所,「ゲストハウス型ホテルをスモールオフィスに
右図/出典:Nikkei Business,「閉館ホテルを小規模オフィスに再生、ポストコロナの建物活用術

クラウドファンディング業界ではまだ事例がない状況でございますので、 CREALにていち早く取り組むことで新たな活用事例を作っていければと思っています。

また、我々にとっても手狭となった現在のオフィスからちょうど引っ越しを検討しているタイミングであったということもありまして、当初から弊社ブリッジ・シー・グループが自ら入居することを予定しております。

これによりオフィス立ち上がり時期のリーシングリスクも回避でき、運用期間中の安定的な配当を目指します。

コロナ下での今後のオフィス需要について

新型コロナウイルス感染拡大を機に働き方についてはより多様性を増しましたが、社内のコミュニケーションの難しさについて多くの課題が浮き彫りになってきています。

今後求められるオフィスは、 オンラインでのお客様との打ち合わせが常態化することを念頭に置き、オンライン接客用のオフィススペース、いわゆる「おひとり様ブース」を多く設置する必要があると思っております。また社内のコミュニティポイントも多く必要と思っておりまして、リフレッシュも兼ねたコミュニケーションを誘発するスペースも大事だと考えます。

コロナでテレワークも増え、今後のオフィス需要への不安の声もありますが、直近ではテレワークが継続ができずに出社が増えたというデータもあり、やはり一部の職種を除いては継続的なテレワークが難しいというが側面もあるようです。

ポスト・コロナ/ウィズ・コロナの働き方としては、テレワーク、在宅勤務が広がりつつも、対面コミュニケーションとのバランスを考慮したハイブリッド型になるのではないかと考えています。

左図/出典:株式会社東京商工リサーチ,第6回「新型コロナウイルスに関するアンケート」調査
右図/出典:ITmedia NEWS,「在宅勤務は生産性ダウンと感じる人、日本はトップ10カ国平均大きく上回るレノボ調査で明らかに」

上野オフィスビルプロジェクトのこだわり・特徴について

本プロジェクトでは単なるオフィスではなく、他オフィスとの差別化を図るため、工夫を凝らした設計をしています。

社内のコミュニティポイントとして1階のカフェをそのまま残し、またその他のホテルの共用部を多く残す形で、オフィスのデザイン性を高め、自然とコミュニケーションが促進するような仕掛け・スペースを作り出します。これにより、いわゆるFace to faceのコミュニケーションができるオフィスならではのイノベーションの創造、企業文化の浸透も図り、社員のモチベーションもアップさせることができると考えます。

機能性という観点では作業効率を高められるよう、目的に応じた照明や色彩を最適なバランスで調整することで、 生産性が上がる仕組みなども取り入れています。

またセットアップオフィスという形態にすることで、家具設置を含めあらかじめオフィスの内装がされているため、テナント企業にとっては、入居当日から使用できるというメリットと、入居から退去までに掛かるトータルの費用が削減されるというメリットがございます。

立地について

最寄りのJR上野駅徒歩約6分、日比谷線上野駅徒歩約4分と駅近で、主要駅へのアクセスも良好です。アメ横へも徒歩約5分でいけるエリアに位置しています。

投資家さまへのメッセージ

最後になりますが、CREALは、2018年11月にローンチされ、みなさまのおかげで今月で丸2年を迎えることができました。

皆様のご支援に支えられ、累計調達額は60億円を突破し、昨年度では不特法型クラウドファンディングにおいて当社シェア約6割を占めるまでに成長を遂げました。

CREALの運用実績につきましては下記記事をご確認ください。
※関連記事:最新の運用実績について

サービス開始から現在まで、想定利回りで物件の賃貸収入が配当され、募集金額も元本割れすることなく償還されております。

本プロジェクトでは皆様へ日頃の感謝の気持を込めまして、「CREAL2周年キャンペーン」を実施いたします。

今まで投資したことがある方も、今回始めての方にも適用されるキャンペーンですので、本プロジェクトへご参加頂く良いきっかけになればと思っております。

 

【2分で解説】不動産投資クラウドファンディングサービス「CREAL(クリアル)」とは

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