インデックス投資とは?5つの利点・知らないと損する失敗パターン2選
※ファンドへの投資申込を行う際は、事前に詳細を十分に確認し、リスクを理解した上でのご決定をお願いいたします。投資後は"ほったらかし"で運用することが可能ですが、運用状況の確認のため、定期的にログインしていただくことをお勧めいたします。
※本記事に記載されている内容のうち、当社サービス以外の個別の商品・銘柄・企業名については、あくまでも参考として掲載しているものであり、当社はその商品、銘柄又は企業の株式等の売買を推奨するものではありません。 最終的な投資の実行は、ご自身の判断と責任の下で行っていただくようにお願いいたします。
この記事を見つけたあなたは、インデックス投資を始めようか検討しているのではないでしょうか。確かに、インデックス投資は初心者でも始めやすい安全性の高い投資として近年注目されています。
結論から言うと、初心者でも投資でコツコツ安定的に資産運用したい方は、インデックス投資を強くオススメできます。この記事ではインデックス投資の概要からメリット・デメリットについて詳しく解説していければと思います。
中には、知らないともったいない、インデックス投資で失敗する2つのパターンや失敗談についても紹介しているので、インデックス投資を始めようとしている人はこの記事をぜひ最後まで読んでみてください。
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目次
インデックス投資とは
インデックス投資とは、世の中の景気や経済など市場全体の動きを表す指標(インデックス)への投資する投資信託で、構成する複数の銘柄へ分散投資することが可能です。
代表的な銘柄としては、
・日経225
東証一部に上場する225社の銘柄
・東証株価指数(TOPIX)
東証一部に上場するすべての銘柄
・S&P500
ニューヨーク証券取引所とNASDAQに上場している米国の代表的な500銘柄
・NYダウ
ニューヨーク証券取引所やナスダック市場に上場している代表的な30銘柄
・NASDAQ
「National Association of Securities Deals Automated Quotations」の略称、米国の新興企業向け株式市場の銘柄
など、特定の市場全体に広範囲に投資できる仕組みとなっています。
インデックス投資では社会全体の状況に従って値動きが起きるので、テレビのニュースやネット上で情報収集しやすく、初心者でも始めやすい投資と言われています。さらに、個別株に比べて暴落のリスクが低く、安定的に利益が狙える事から安全性の高さも評価されています。
インデックス投資の5つのメリット
1,知識のない初心者でも始めやすい
2,個別株に比べて銘柄選びや売買に手間がかからない
3,少額から取引を始められる
4,他の投資信託よりも手数料が安い
5,分散投資できるため安全性が高い
インデックス投資のメリットを簡単に言うと「低コストかつ手間をかけずに、少額から分散投資できること」です。そのため、インデックス投資は特に、コツコツ安定的に利益を狙いたい人に向いていると言えます。
投資を始めてみたい初心者や、他の投資で失敗した経験のある方は、インデックス投資を始めることをオススメできるでしょう。
メリット1:知識のない初心者でも始めやすい
インデックス投資では、初心者でもかんたんに分散投資を実践することができます。例えば、日経平均株価に連動するタイプの投資信託であれば、その銘柄を一口購入するだけで東証一部上場銘柄のうち代表的な225社へ均等に投資ができます。
これを個別株で実現しようとすると、該当する225社分の株を均等に買い付ける必要があり、投資初心者には資金面でハードルが高いことに加え、手間もかかり、購入後の管理も複雑になります。
インデックス投資を活用することで、特定の国の株式市場や不動産市場といったような特定のカテゴリー全体へ手間なく均等に投資することができ、初心者でも始めやすい分散投資手法と言えます。
メリット2:個別株に比べて銘柄選びや売買に手間がかからない
インデックス投資は基本的に個別株同様に銘柄を選んで購入するだけで、投資を始める事ができます。個別株では、例えばネット証券大手のSBI証券の場合、国内だけでも約3,000社と銘柄数が多岐に渡り、購入する銘柄数にもよりますが、その選定や情報収集には時間が掛かります。
対してインデックス投資では、個別株に比べて銘柄数も限られており、個社ごとの分析に時間をかけずに済むため、手間がかからないことがメリットと言えます。
さらに、インデックス投資では基本的に長期投資となり、頻度の高い売買を必要としないケースが多く、日々の運用に費やす時間も他の投資手法に比べて抑えやすい傾向にあります。(長期投資の重要性については、4-1で詳しく説明いたします)
そのため、最小限の手間・時間でコツコツと利益を狙いたい人に相性が良い投資と言えます。
メリット3:少額から取引を始められる
インデックス投資は、最小100円から始めることもできます。個別株では通常、100株単位からの購入が必要なので、数万円以上の資金が必要になるケースがほとんどです。
そのため、まずは少額から投資を始めたいという人にもインデックス投資はオススメできます。
メリット4:他の投資信託よりも手数料が安い
投資信託では通常、資金を運用するファンドマネージャーに対して信託報酬を支払う必要があります。しかし、投資信託の中でもインデックス投資は信託報酬が安いというメリットがあります。
実際、手数料が1%以下に設定されている投資信託も多くあります。そのため、インデックス投資はコツコツ安定的にリターンを狙う投資法ですが、手数料も安いのでお得に取引できる点もメリットと言えます。
メリット5:分散投資できるため安全性が高い
投資では、1つの銘柄が暴落しても資金を失うことを防ぐために分散投資をする事が重要となります。インデックス投資では、1つの銘柄を買うだけで市場全体に分散投資する事ができるので、個別株に比べて暴落のリスクが低い点がメリットです。
そのため、他の投資法に比べてもインデックス投資は手堅い投資と言えます。
安全といわれる投資の詳細は下記記事をご参照ください。
※関連記事:巷で安全といわれる投資手法(資産運用)3選比較!リスクを下げつつ投資するコツも紹介
インデックス投資は利回りが低い事が唯一のデメリット
インデックス投資はコツコツ安定的に利益が狙える事が特徴的です。
そのため、逆に言うと短期間で大きなリターンを狙うことは期待できません。
アセットクラス | 株価指数 | 平均利回り (つみたてNISA) |
税引き後平均利回り (通常の積立投信) |
国内株式 | TOPIX | 1.43% | 1.17% |
先進国株式 | MSCI World Index (MSCIコクサイ・インデックス) |
2.63% | 2.19% |
新興国株式 | MSCI Emerging Markets Index | 3.67% | 3.10% |
米国株式 | S&P500 | 3.84% | 3.26% |
全世界株式 | MSCI ACWI Index | 3.62% | 3.05% |
出典:ちばぎんぶろぐ
上記はインデックス型ファンドが連動する株価指数の過去データに基づき算出されているアセットクラスごとの平均利回りです。
国内株式だと1%台前半、海外では米国株式で3%台後半のパフォーマンスとなっています。
もしあなたが短期間で上記よりも大きな利益を狙いたい場合は、個別株やFX・仮想通貨など価格変動が大きい、またはレバレッジが掛けられる投資商品への投資が目的に合っていると言えそうです。
ただし、リターンが大きく狙える分、リスクが高まることも忘れずにご検討ください。
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<投資家登録完了までの流れはこちらをご覧ください>
※1:2024年2月末時点で運用中の当社組成ファンドの想定利回りの平均値
※2:2024年10月末時点
インデックス投資で失敗する2つのパターン・失敗談
インデックス投資は低リターンながらも比較的安全に運用できることがメリットです。
そのため、インデックス投資ならではの失敗談はあまり見られませんが、投資をしている以上起こり得るリスクもあります。
具体的に、インデックス投資で失敗するとなると考えられるパターンは2つ。
1,長期投資をせず頻繁に投資商品を変える
2,間違った銘柄を選んでしまう
もしあなたがこれからインデックス投資を始めようとしているのであれば、失敗しないためにも2つのパターンを理解しておきましょう。
失敗パターン1:長期投資をせず頻繁に投資商品を変える
インデックス投資は短期間で大きなリターンが狙えないものの、長期投資でコツコツ稼ぎやすい事がメリットです。
インデックス投資をする以上、年単位の長期継続が何よりも重要となります。
というのも、インデックスファンドは、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)といったマーケットの動きを表す指標に連動してリターンが上げ下げするもので、短期的な値動きに一喜一憂せず、長期的な観点でマーケット全体の成長に期待して投資するものであるからです。
例えば、S&P500の推移を見ると数ヶ月単位では下落している局面があるものの、数年という長期スパンでは継続的に成長を続け、上昇していることがわかります。
そのため、短期的に下落してマイナスになったからといって売却してしまったり、投資商品を変えてしまうと、損に繋がる可能性もあります。
インデックス投資で失敗しないためにはまずは長期投資で考える事が大切といえます。
失敗パターン2:間違った銘柄を選んでしまう
インデックス投資では、日々様々な銘柄が発行されています。
しかし中には、情報がなく手数料が高い悪質な銘柄も紛れています。
通常、ネットの有名な証券会社等では新興の銘柄の取り扱いはあまりありませんが、手数料の高い銀行での販売や、詐欺のリスクが高いSNS上で勧誘された場合には注意が必要です。
特に初心者の場合は、証券会社で取り扱われているメジャーな銘柄から取引することをオススメします。
読者のなかには、インデックス投資のみならず「不動産投資」も資産形成の手段として候補に挙げている方もいるでしょう。不動産投資とインデックス投資の比較は下記記事をご参照ください。
※関連記事:不動産投資とインデックス投資…どっちがおすすめか比較!向いている人まで7項目で比較紹介
インデックス投資の始め方【5ステップ】
1,証券会社の口座開設
2,アセットアロケーションを設定
3,インデックスファンドの購入
4,分配方針を確認
5,定期的に資金状況をチェック
インデックス投資は基本的に証券口座を開設すれば誰でも簡単に始められます。
ただし、失敗してしまわないためにも、5つのステップで自分にあった投資ルールを設定する事がオススメです。
特に初心者の方は、安全にインデックス投資を始めるためにも、以下に記載の5つのステップを参考にしてみてください。
ステップ1:証券会社の口座開設
まずは、ネット上で証券会社の口座開設を行います。証券会社によって取扱銘柄数や信託報酬が異なる他、売買手数料がかかる口座もあります。
その他、インデックス投資ではNISA・つみたてNISA、iDeCo等で行えば、一定金額まで非課税で取引できます。ご自身にあった業者を見つけて口座開設することがオススメです。
ステップ2:アセットアロケーションを設定
アセットアロケーションとは、「どの商品にどのような割合で投資するのか」適切な資金分配を決めるための知識です。インデックス投資では、「国内株式」「外国株式」「債券」「不動産」など様々なアセット(資産)に投資ができます。
それぞれの資産によってリスクやリターンが異なるので、どのような割合で投資するのかを考える事で、自分の目的に合った投資方法を選択できます。特に、長期的な資産形成にはアセットアロケーションが重要視されているので、自分に合った投資のためにも適切な資産の組み合わせや銘柄選びについて考えてみましょう。
ステップ3:インデックスファンドの購入
証券会社の口座開設が完了したら、インデックスファンド(商品)を購入します。
証券会社によってインデックスファンドが複数のカテゴリーに分られているので、5-2で設定したご自身のアセットアロケーションにあった銘柄を選びましょう。
ステップ4:分配方針を確認
インデックス投資では、運用で発生した利益や配当をリターンとして得る事ができます。ただし、リターンの分配には主に2種類の方針があります。
1,リターン金額がそのまま再投資に回される
2,再投資に回さず口座に分配される
特に、リターンがそのまま再投資に回される分配方針の場合、投資額が年々増え複利運用ができるので利益率を高める事が可能です。そのため、長期的にインデックス投資で銘柄を保有する人は、リターンを再投資に回す分配方式がオススメです。
一方、リターン分を毎回出金したい人は、口座へ還元される分配方式を選びましょう。
ステップ5:定期的に資金状況をチェック
基本的に購入したインデックスファンドは中〜長期で運用する事が原則です。インデックス投資では短期間で大きな利益を出すことは難しいので、数年単位の長い目で利益を狙いましょう。
しかし、保有しているインデックスファンドは、経済の状況を読みながら定期的に資金額や取引方針を見直す事がオススメです。
まとめ|初心者でも投資で安定的に収益を狙いたいならインデックス投資がオススメ
インデックス投資は、複数の商品に分散投資できることからも、長期的にコツコツ安定的に利益を出す事ができます。
その他、個別株に比べて少額での投資や、運用に費やす時間もかかりにくいので、手間をかけずに取引できることも魅力です。
ただし、インデックス投資では短期間で大きなリターンを狙うことが難しい点は、唯一のデメリットです。
そのためインデックス投資は、投資で一発大きな利益を狙いたい人より、「少額からでもコツコツ資産運用を初めてみたい人」にオススメできるでしょう。
実際、ネット上やSNSでインデックス投資の失敗談を調べても、危険性を訴える意見というよりも、むしろ、「これまで他の投資で失敗したので、安全性の高いインデックス投資にたどり着いた」と言う意見が多く見受けられました。
そのため、初心者でコツコツ安定的に資産形成したい方は、まずは安全性の高いインデックス投資から始めてみてはいかがでしょうか。
インデックス投資では上記で説明した通り、低リスクな投資手法ではあるものの、やはり景気には左右され株式マーケットの影響を受けてしまいます。例えば昨今のようなコロナショックの際には、以下のようにパフォーマンスの低下も見受けられました。
TOPIX連動型上場投資信託 / 基準価額推移
出典:モーニングスタ-投資信託
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